231105 文フリ東京37に出ます

というわけで文フリ東京37に出ます!!!

 

文フリに出たいねって言う話をし出してから(230219 - 春が来る前に)若干時間が経過しましたが、ついに!来週末の11/11(土)に開催される文学フリマ東京37に出店することになりました🐕🎶

 

今年の5月の反省*1を活かして、今回は無事に期限内に応募し、運良く抽選に当たりました。本当によかった〜!!

以下イベント詳細と当日頒布予定品のお品書き、ZINEの中身のサンプルです。

 

 

今回ZINEを出すにあたって、タイトルはかなりすんなり決まりました。
私が好きな果物でもあり、好きなアイスの味でもあるレモンと、podcast番組の相方こなものちゃんの名前の要素が入っているものを探した結果、こちらの"Weekend Citron"になりました。
こちらのケーキは『「家族や恋人など、週末を一緒に過ごす大切な人と食べるお菓子」という意味が込められたフランスの伝統菓子』*2だそうで、意味合いも含めてとっても気に入っています。

また、表紙の写真は今年の夏に実際に我が家でウィークエンドシトロンを作ったときのもの。めちゃめちゃ美味しかったし、友人たちとケーキ作りするのがとても楽しかったのでまたやりたい。見るたびに幸せな気持ちになる表紙で、ZINEそのものへの愛しさもひとしおです。

 

今回個々人でエッセイも書いていて、テーマ設定自由で書こうねという話になったので、私はAro/Ace自認のいち個人が現在望んでいる関係性について、自分の望む共同体としての「家族」について書きました。

今年の頭に、友人から貸してもらったZINE『A is OK. vol.1-2 トムボーイの将来』(著者: toさん)を読んで、なんとも言えない安心感・心地の良さを感じたことが忘れられなかった。こちらはAro/Ace自認のtoさんのエッセイZINEであり、自認にいたるまでの経緯や「トムボーイ」にまつわる話が語られている。もちろん自分と重ならない部分もあるけれどそれは誰の何の文章を読んでいてもそうなので気にならず、人生でおそらく初めてAro/Ace自認の方の「そういう話」をまともに読ませてもらった経験だった。

この出来事があったので、自分がZINEを作るときは「Aro/Aceの人間としての話」をしたいと思っていた。これを何らかのきっかけで読んだ方が、あのとき自分が感じたのと同じように嬉しい気持ちになったり心強く思ったりしてくれたら、それ以上に嬉しいことはない。
もちろん私の書いた内容に「自分とは違うな」とか「理解できないな」「納得できないな」と思う方もいるかと思うし、正直これをZINEに載せるのを躊躇う部分もあった。Aro/Aceなのに…(?)と自分でも謎の肩身の狭さ/罪悪感を感じることが多々ある。これが別に感じなくていい負担だということも、考え過ぎているとのいうのもわかっているが、まだ完全に「開き直る」ことは出来ずにいる。
とはいえ、読んでくれた方が「自分とは違うな」と感じるというのも全て正しく、理解と納得ができずとも「こういうふうに思っているAro/Aceの人がここに存在しているのだな」ということだけでも知ってくれたらそれで十分書いた甲斐があったと思えます。ので、もしお手に取ってくださった方がいたら感想を心よりお待ちしております🥹

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人生初のZINE製作は本当に何から何まで手探りで、周囲に疑義を聞ける人もおらず、先人のブログ記事やインターネットを頼りに進めていました。
ちょうど忙しさがピークの10月は立て続けに旅行の予定が入っていたこともあり、印刷所に提出する必要のある本文データや表紙データの体裁を整える作業を、こなものちゃんが本当に頑張ってハードキャリー*3してくれました。頭があがりません。この場を借りて感謝を述べるとともに、近いうちに謝礼の贈り物(リクエスト受領済)をさせていただきます。

当日がとても楽しみ〜!!

*1:出店申し込み忘れをしていた件

*2:参照リンク:https://delishkitchen.tv/articles/138

*3:Hard Carry:非常に困難な状況の中で(ゲームなどを)勝利/成功に導くこと。